山崎秀子さん

味の 八幸|オーナー


毎日朝6時に市場へ出向き、新鮮な素材を見極める。小さい頃の農作業と、水商売の経験が、商売大好き山崎さんの基礎となる。何よりも商売。何よりもアピール。写真でもコロナ感染対策でのマスク着用と町のプレミアム商品券の宣伝だ。



広尾町豊似に生まれ、4歳で池田町の農家の養女となった。農家の手伝いは厳しいもので「暑さと寒さには強くなった」と笑う。帯広のクラブの裏方として働くうちに高給を稼ぐホステスに憧れ、自らも客前に出た。帯広や北見でスナック3軒を経営し、商売の魅力にのめり込んでいく。

 

地元広尾を訪れる客をもてなす商売をしたいと思い始め33歳で夫・政宣さんと結婚、1972年に開業する。元漁師の政宣さんが広尾で水揚げした鮮魚を調理し、秀子さんが来店客にきさくに声をかける「八幸のスタイル」が出来上がった。新鮮な刺身やハッカクの焼魚はお客様の心を掴み、広尾の名物料理と言われた。お客様の中にはホステス時代からの付き合いも多く、山崎さんの人柄の良さがうかがわれる。


 



「仕事は好きでやらなきゃ」と秀子さんはまだまだ健康そのもの。トレードマークの赤いベレー帽は「髪を整えなくても仕事ができるから」だそう。だから「何よりも商売」なのだ。